はじめてのEndless SHOCK(Eternal)

なんかいろいろあって今まで人生で触れてこなかったEndless SHOCKを急にお勉強&観劇することになったのですが(??)、難しい、いや、そこまで話が難しいわけではないんだけどいかんせん歴史が深すぎるのとわたしの知識がなさすぎるのでなるほどな~と思ったところとか「これって?」みたいなところをメモするだけの記事。自分メモなので特にオチはないです。

 


本当にSHOCKのことは全然知らなくて、知ってたことといえば


・とにかくショーマストゴーオンって言う
・(なんでかは知らんけど)コウイチが階段から落ちる
・フライングがある
・ライバルとヒロインがその年によって変わる
・ヒロインはリカ(ドリボと同じ名前)
・ふぉ~ゆ~がたすき掛けをする場面がある

 

なんで話の本筋も知らんのにふぉ~ゆ~のたすき掛けは知ってるんだよ。友達がふぉ~ゆ~にハマってた時期があったからです。よくよく考えたらショーマストゴーオンという言葉は知ってるのにショーを舞台にした話ということすら知らなかったな・・・・。あまりにもミリしらすぎて実際に観に行く前曲名とか必死に覚えようとしてテスト勉強をしている気分になった・・・。

 


これもいろいろあって最初に観るのが本編ではなくEternalという運びになってしまったので、いきなりスピンオフはさすがにハードルが高い・・・と困っていたところ、お友達が2020の円盤を貸してくれたのでそちらで予習することに。
とりあえず円盤で見た最初の素直な感想は「か、金がかかってる~~~~~~!!!」でした。いままでに観てきたジャニーズ舞台といえば滝沢歌舞伎、ABC座、ドリボ、ジャニーズアイランド(ワールド)だったのですが華やかさが段違いのように感じました。歌舞伎もかなり豪勢だけど、帝国劇場という空間とオーケストラ、総キャストによるオープニングの壮観さによるところが大きいのかな。
そして「思ってたよりも話がわかりやすい」!!ジャニーズ舞台なのでもっと意味のないシーンも多分にあるのかと思ってたらそんなことはなかった。ただ、コウイチとライバルの関係性がいまいちしっくりこなかったところがあって(歳の離れたコウイチにそんなに噛みつく?という・・・)、これはおそらく光一くんの実年齢とライバルの実年齢によるギャップのせいかな~と思いました。光一くんの実年齢のことは忘れましょう・・・。*1
この年齢ギャップがあるせいか、「あれ、ライバルって別にそんなひどいこと言ってなくない?」とも感じました。コウイチが孤高のスターすぎる。ただ、その孤高さも圧倒的なパフォーマンス力で納得せざるを得ない。
そう、SHOCK、思ってたより10000倍くらい歌って踊るな!?ミュージカルなんだからそれはそう、という感じなんですがこんなにずっと歌いっぱなし踊りっぱなしだとは思ってなかった。原ちゃんがブログでしきりに「日本最大の有酸素運動」と言っていたのも頷ける。若いキャストですら相当ハードそうなのに、あんだけ出ずっぱりで連日歌い踊る堂本光一さんっていったい何???超人???同じ人間とは思えないんですが・・・・

円盤で観たのがタツヤ、先日実際に観たのがショウリだったんですが、タツヤは一見感情の起伏が激しい荒くれものに見えてその実繊細というか、「哀」の部分がかなり色濃く見えました。人間くさいところが上田くんっぽい!!
一方ショウリは可愛い感じなのかな?と勝手に思ってたら全然違った・・・笑 喜怒哀楽の振り幅がとにかくでかくて、可愛く仲間と楽しそうにしてるときもあれば、コウイチへ怒り感情大爆発させるときはまじでこえ~~~・・・2幕の太鼓叩くところなんかはずっと口がへの字になってて泣きだしそうな顔してて(いとしい)、感情むき出し度合がすごかった。。。苦悩する部分に少し狂気的なものがあったり、闇を感じるのは意外にもタツヤよりもショウリなんですよね。ライバルによってこんだけ違いがあるの、おもしろいな~~。ヒロミツはかなり繊細なんじゃないかと予想しているので、そちらも観るのが楽しみ。


あとは全編通して曲がとにかく好み!!事前予習のおかげで「1幕あんなにいい曲がいっぱいあったのに、2幕にまだあの曲もあの曲もある!!」と幕間のドキドキが止まりませんでした。とはいえ、1幕終了時点の精神的な消費カロリーがやばすぎて単純な「楽しみ」だけに収まってなかったんですが・・・観てるだけなのにほんとにどっと疲れた。
1幕はMOVE ONがめちゃくちゃ好き!!って、この曲円盤になかったよね?と思ったらショウリ/ヒロミツのタイミングで曲が変わったんですね。そんなこともあるのか・・・。
ソリタリ、1月にジャニワで観たときにあまりにもいい曲いい振付すぎて感動したので本場のソリタリ観るのをめちゃくちゃ楽しみにしてたんですがやっぱり最高だった。
2幕はなんかもうずっとすごい、迫力がすごすぎて語彙がなくなる。Higherらへんから体感速度がめちゃくちゃ速すぎてちょっと意味わかんないです。というか、Eternalですら休憩込みで上演時間2時間半あるはずなのに体感わりと秒でしたね・・・本編って3時間もあるのか~~~長いな!って思ってたけどいざ見たらあっという間に終わりそう。
演者全員相当ハードだと思うんですけど終盤になるにつれてどんどんみんな表情が良くなるのすごいというか恐ろしいというか、ジャニワのときに光一くんが「君たちがキツければキツいほどお客さんが喜ぶ」とはいびーにアドバイスしていたことが頭をよぎりました。限界値からしか生まれない輝きがある・・・。


円盤で予習した結果が「Eternalは階段から落ちない」*2!!わかったぞ!!と息巻いて観に行ったのに1幕終盤で「え?なんか円盤で見たのより迫力がすごいんだけど気のせい?階段落ちありそうなくらいの熱量なんだけど・・・・」と思ってたところに階段が現れたのでうそでしょ!?となりました。予習がなにも予習になってない。Eternalを進化させている堂本光一さん・・・。
そもそもEternalってスピンオフって言われてるから番外編みたいな感じなのかな?と思いこんでいて、でも曲目を見るとほぼ本編と同じってどういうこと???と円盤を見るまでは謎だらけでした。こういうスピンオフってあるんだな・・・*3。曲目や場面は同じだけどその繋ぎ合わせかたが違う、という感じですかね。

 

良すぎる楽曲たちをひたすら聴いていたくてずっと円盤を繰り返し見ているのですが、そのおかげで次に観るときはもっと解像度高く観れそうです!!というか、これもしかすると今まで見てきたジャニーズ舞台の中でいちばん好みかもしれない・・・・その証拠に帝劇に行ってからもう数日経つというのに心が帝劇から戻ってこれてなくて気が付いたらCONTINUE鼻歌で歌ってる。なんてこった。

*1:光一くんに無理がある、とかでは当然なく、これはわたしの頭に光一くんの実年齢が刷り込まれてしまってるせいだと思います

*2:あと、シェイクスピアシアターがない、これはちゃんと正解のままだった

*3:これはEternalが生まれた経緯を知ると納得